こんにちは!一年前に私たちは結婚30年の記念旅行で高知県に犬連れでサーフトリップへ行くために中古バンを購入し、できる範囲で車中泊仕様のDIYをしました。夏の暑い中の過酷な作業でしたが、なんとか完成させる事ができました。自分達で作ったバンでの初めてのサーフトリップはとても楽しく、とても良い思い出になりました。
納車から1ヶ月ほどで夫婦で始めた私たちのボンゴブローニイバン車中泊仕様のDIYは内装が終わり木工作業に移ります。今回は荷室の床づくりと常設ベットの制作までをお伝えします。
車内は私たちが目的にしている10月の高知への犬連れサーフトリップに必要なことを考えて作ることにしました。
- 犬連れバントリップで外食やサーフィン中はアモとカイには車でノンビリと待ってもらうために常設ベッドにする。
- 常設ベッドの上でくつろげるように座って頭が天井につかない高さにする。
- 水のポリタンクやウエットスーツを置く場所を後ろに確保する。
- キャンプ道具をベッド下に収納する。
- ポータブルエアコンや車載冷蔵庫を設置する棚をつくる。
まずは床をつくり、最初に常設ベッドを木材で作っていきます。あとは作りながら考えることにしました。
アモとカイはキャンプでも寝袋の上で遊んだり、各々寝たりしてるので、車内でも常設ベッドでノンビリしてもらいます!
木材や木ネジ等はその都度考えながら必要なものを購入することにしました。工具は丸ノコ、ランダムサンダー、インパクトドライバーを使用します。丸ノコはカインズホームで木材購入時にレンタルできるサービスを利用しました。
丸ノコはノコギリの刃だけ購入すれば一泊500円でレンタルできるので購入せずに済みました。
木工作業も初めて…曲線で切る自信がないので全て直線切りでつくっていきます。
ここからあと1ヶ月くらいを目標に車内の木工作業を始めました。
最初に荷室部分に板を引いて床をつくります。
床板を乗せた時にガタつかないように残ったOSD合板を3cm幅に丸ノコでカットしたものをスプレーのりで貼っていきます。
MS-2メタルシートをハサミでカットして鉄板の床部分に敷きます。
タイヤハウス、出入り口、荷室の後ろ側の角を全て直線でカットした合板をメタルシートを敷いた上に乗せます。
最後に敷いた床板に合わせて防水のクッションフロアを専用ボンドで貼ります。
初めての丸ノコ、切るのは早いけどまっすぐ切るのがちょっと難しかったです!
木材の切り口はランダムサンダーを使用してヤスリがけをしました。
床製作が終わりましたので次は私たちに一番重要な常設ベッド制作です。
私たちはアモとカイと「食べる」「寝る」「くつろぐ」を全てベッドの上で過ごします。とにかく頑丈なベッドを脚から床に固定しながら作ることにしました。
固定ベッドで車検は大丈夫だそうです。車検については今年の6月に受けるのでまたお伝えします!
ベッドの基礎部分には2×4木材を使用しました。
ベッド上の高さは私たちが座って頭がつかない98cmにします。そのためベッドの脚は26cmになりました。後ろ側は高さのある道具などを置くために40cmあけてベッドの基礎をつくります。
真っ直ぐ切ってるつもりでもやっぱり隙間が出来てしまいました^^;ベッドが平らにできるかちょっと心配でした。
182cm×91cmの板を2枚を使用。154cmにカットして並べて長さ182cmのベッドをつくります。
荷室の床で使用した同じクッションフロアを専用ボンドで貼ります。
ヘッド部分とちょっとした物がおけるカウンターをつくります。ヘッド部分も残ったクッションフロアを貼りました。
基礎部分の隙間やズレが心配でしたが、なんとか平らなベッドが完成しました!
1年ほど経った今でも問題なくベッド上でくつろいでいます。
ベッド下の収納部分は木材で前後のスペース分けをしました。前側はタオルなどの日用品、後ろ側は椅子やテーブルなどのキャンプ用品を収納します。
布用両面テープとL字型モールでベッド下の目隠しをつけます。
常設ベッドのおかげで長距離移動の時など疲れたらすぐに仮眠をとったり休んだり出来ます。アモとカイも家にいるようにくつろいでいます。
常設ベッド製作が終わり、あとは荷室の前側の残ったスペースにポータブルクーラー、冷蔵庫、ポータブルバッテリーを置く棚の制作を始めます。